2008年02月24日
蛹の形
今度のテストに出そうです。
今後も役立つ知識だから、よく覚えておかなきゃ
昆虫は幼虫から成虫へと変態を行う。このとき、バッタやセミなどでは、幼虫は成虫と比較的よく似た構造で、幼虫の背には小さな羽が見える。このような昆虫は、幼虫から脱皮によって直接に成虫が生じる。このようなものを不完全変態という。
蛹(さなぎ)は、昆虫の一部のものが、成虫になる寸前にとる、成虫に近い形で、ほとんど動かない一時期をさす。また、成虫になるための準備期間であるため、成長を遂げようとする人を指して使う場合もある
それに対して、チョウやコガネムシなどでは幼虫は成虫と非常に異なった構造で、幼虫の背には小さな羽が見えない。羽が外から見えるのは、成虫になるより一回前の脱皮の時で、この時に成虫の構造を小さくまとめたような姿になり、次の脱皮で成虫が姿を現す。このような変態を完全変態といい、この成虫になる前の段階のものを蛹という。一般に成虫になる脱皮を行うことを羽化というが、蛹になる脱皮を行うことを蛹化(ようか)という。
多くの昆虫の幼虫は、ひたすら餌を食べて栄養を蓄え体の質量を拡大することを役目としている。彼らの体は概ね、餌を認識する最低限のセンサーと消化器官から出来ているといってよい。一方成虫は飛翔を含む高い運動性、移動性を有して、異性と出会い交尾し、子孫を残す生命体である。完全変態の昆虫はこのように幼虫と成虫の身体構造が著しく異なるため、成長ステージのある時期に身体の大改造が行われる。これが蛹(及びその前段階の前蛹)である。蛹は成虫の大まかな外部形態だけが達成された鋳型であって、その内部は一部神経、呼吸器系以外はドロドロに溶解し、幼虫の体から成虫の体への造り変えが進行している。蛹が震動などのショックで容易に死亡するのは、このためである。
蛹は、多くの場合、成虫の形から、体を膨らませ、羽を縮め、手足をすくめ、それらを体に密着させた形になっている。鱗翅目は羽が大きいため体の大半を包み込んでしまい、脚や触覚などは体に沿うように添えられている。
ほとんどの蛹は運動性がなく、じっとしているか、刺激を受けるとひくつくような動きを見せるだけだが、激しく運動するものもある。ヘビトンボの蛹は多少は歩いて噛み付いたりする。トビケラ類の蛹は水中にあり、羽化時には蛹が足を動かして水面に泳ぎ上がり、そこで羽化する。また、カやユスリカの蛹も泳ぐことができる。カの蛹はその姿からオニボウフラと呼ばれる。ツリアブなどの蛹は、穴を掘って体の上半身を空中に出して羽化する。
いずれにせよ、蛹の時期は運動性が低くなることから、小さな部屋をつくってその中に入るものが多い。ガなどの幼虫が糸を出すものでは、幼虫が自分の回りに、その糸を使って小さな部屋を作り、その中で蛹になるものが多い。そのような、糸でできた小部屋を繭(まゆ)という。土の中などに潜り、回りの壁をきれいに仕上げた小部屋を作り、そこで蛹になるものも多い。この小部屋は蛹室(ようしつ)という。地中で周囲を固めて繭状のものを作るものもいて、これは土繭という。ハエ等では、完全に脱皮せず、幼虫の皮の内側に蛹が作られるので、幼虫の皮が繭のようになる。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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